南部鉄器 見学レポート

9.23 岩手県水沢市へ鉄瓶の製造を見学に行ってまいりました。

みなさんはお湯を沸かすとき、何を使っていますか?
やかんですか?ポットですか?え、片手鍋?

岩手県の伝統工芸でもあり、日用品としても
美しく便利な南部鉄器の鉄瓶をご紹介します。

私が訪問したのは、水沢市ですが盛岡市でも鉄器産業は盛んで、
どちらも南部鉄器と呼んでいます。
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奥州市伝統産業会館の巨大南部鉄器

岩手県のこの北上川東岸では藤原氏の時代以前から
原材料の砂鉄や木炭や薪、鋳物砂などが多量に容易に得られたそうです。

では、職人さんのいる製作所へ。
職人さんは手書きで作ったデザインを型作りからすべて手作業で行います。
釘のようなものを削ったりして、絵付けの道具も手作りになるそうです。
(一人の職人さんがすべての工程を一人で完成できるそうです)
絵付けの写真を撮りそびれてしまいましたが・・・

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真っ赤に燃えたような鉄を型に流し込んでいるところ
ここでは3人で作業していました。

作業所は木炭の燻したような匂いがたちこめていました。
真っ赤な鉄が登場するこの作業シーンはなんだか戦いのようです。

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型を外したところ  薄暗い作業所の中で真っ赤に光る鉄瓶

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鉄瓶に漆で色を付けているところ
実はこの方はろう人形です・・・服装は変わりますが、
今もこのような感じで作業されています。

南部鉄器は驚くほどの工程を経て(それがすべて手作業で・・・)
一つが完成しています。機械で大量に生産されるものとは違う何か・・・

それは何なのでしょうか。
お湯を沸かした時に出る鉄分でしょうか・・・
いいモノってなんでしょうか。
職人さんの生き方でしょうか・・・

職人さんの作ってくださったものを、大切に使ってみたいです。

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ただ今、さいえには職人さんの手作り鉄瓶は一つしかありませんが、
お時間をいただければご注文受付いたします。
一つしか置いていませんが、ゆっくり見てみたい方も
ぜひお越しください。
鉄瓶はIHでも使えるそうです。
IHの方が、鉄に加わる負担が小さく長持ちするそうですよ。
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